これは、きもの?いや、ワンピース? 確かにワンピース。でも、そこかしこに、きものの気配がちゃんとある。 左右から打ち合わされた襟元。ツンと立った袖山、マキシ丈は考えてみればきもののデフォルトだ。そして、布のベルトは …
44_風を待つ (着物ワンピース 5001)

これは、きもの?いや、ワンピース? 確かにワンピース。でも、そこかしこに、きものの気配がちゃんとある。 左右から打ち合わされた襟元。ツンと立った袖山、マキシ丈は考えてみればきもののデフォルトだ。そして、布のベルトは …
どうしてポケットに手を入れるのか?――そこにポケットがあるから。 nonoのSHIKI(Kimono + Apparel)シリーズの商品には、ほぼ確実にポケットがついている(薄羽織や襦袢Tシャツとかは除いて)。 き …
「カバーも袋も要りません」。書店のレジで、必ずこう言う。 誰が気にするわけでもなし、見られて恥ずかしい本を読んでいるわけでなし。そう思ってきたけれど、やっぱり文庫本にはブックカバーが欲しくなってきた。 理由のひとつ …
「ずっと探しているのだけれど、どうしても『これ!』というものが見つからない」。きものを着る人には誰しも、そんな小物があるのではないだろうか。わたしにとってはそのひとつが羽織紐だ。 羽織紐は意外なほど目を引く。シンプル …
仮住まいへの引っ越しを何とか無事に済ませた。どうして10年に一度の寒波が30年に一度の引っ越しにぶつかるのだろう…。この日の最低気温はマイナス6度、積雪と大渋滞のため、引っ越しトラックはうちへ来る途中で立ち往生してしま …
初詣はきものでと楽しみにしていたのだけれど、年の瀬に家人がインフルエンザで寝込んだ上、家のリフォームのための仮住まいへの引っ越しが間近なこともあって、年末年始の長いお休みの間、結局一度も袖を通さずじまい。それに家中が段 …
迷った挙句、選んだのはキルトコート quilt。軽くて皺にならず、少々の雨でも平気。たっぷりしたシルエットなので、中に着こめるのがありがたい。昨今は冬もあたたかくなってきているから、インナーダウンのベスト(これは意外な …
今、とても迷っている。 着物フリースハーフコート Freeか、それともキルトコート quiltか。 最新作のFreeには驚いた。何しろ、きものにフリース。しかもコートだ。 手渡された一枚は想像よりずっと軽くて、見 …
京都にいきなり冬が来た。昨日まで長袖シャツ一枚でもいいくらいの陽気だったのに、今日の北山には暗い雲が垂れ込めて、冷たい雨がぽつりぽつり。街を行く人の中にも、急にコートやダウンが目につき始めた。いよいよアウター必須の季節 …
「鋭利なベーシック」。nonoのこのコンセプトをいちばん端的に具現化しているのはGritterのシリーズだろう。わたしは「前あき7分Tシャツ襦袢 Ready7」のブラック、ボルドー、チャコール、この三つの色はGritt …
> コラム一覧をみる