きものが好きになると、夏ものに心惹かれるようになる…というのはあちこちで聞く話で、着はじめた当初は「この暑いのにとんでもない」と思っていた。が、昨年、曲がりなりにもひと夏をきもので通せたこと、体型をカバーできることに気を …
19_ 恥をしのんで、大失敗の話を。

きものが好きになると、夏ものに心惹かれるようになる…というのはあちこちで聞く話で、着はじめた当初は「この暑いのにとんでもない」と思っていた。が、昨年、曲がりなりにもひと夏をきもので通せたこと、体型をカバーできることに気を …
「あんた、勇気あるなぁ」。 その口調から誉め言葉ではないことは明らかで、全身に変な汗がふき出した。 きものが着られるようになると、うれしくなって毎日のように着てみたくなる。一重太鼓の帯結びすら覚束ないのに、数少ない手持ち …
はじめて着付けを習いに行ったのは、自宅近くの個人教室だった。90分×10回で、全くの初心者から一重太鼓まで結べるようになる、というよく見かけるコースだ。 レッスンはまず「座学」からスタートした。適正なサイズの算出法を教わ …
自他共に認める「着るものオタク」なのに、このアイテムを何と呼べばよいのか考えあぐねている。サイト上の公式名は、着物ラップスカート Around。着てみると確かに、ラインのきれいなロングタイトの巻きスカートだ。 きものと同 …
インタビューの中、「きもの」やnonoの商品について、探していたパズルのピースがパチッとはまるような感覚になる瞬間が何度もありました。 「Kimono Factory nonoのしごと」3回目(暫定的最終回)は、nono …
主宰の上田哲也さんと奥さまの瞳さんに、nonoについてじっくりお聞きしたインタビューから、 「Kimono Factory nonoのしごと」についてお伝えするコラム、今回はその2回目です。テーマは「Kimono Fac …
わたしはnonoのヘビーユーザーです(とっくにお分かりでしょうが…)。 ブランド名の由来や、新商品の発想の源、実際のものづくりのプロセスなど、主宰の上田哲也さんと奥さまの瞳さんに聞いてみたいことがたくさんあります。 おふ …
「良い靴は、履き主を良い場所へ連れていってくれる」。ヨーロッパのどこかのことわざだというが、はきものに目がないわたしには、もっぱら買い物のための格好の口実になっている。新しいきものも帯もうれしいけれど、はきものも同じく …
nonoの羽織ジャケットで黒い羽織の魅力を実感してから、調子に乗ってさらに2枚、フリマサイトで手に入れた。1枚は一つ紋つき。今年は母の十三回忌の法事がある。もう十三回忌ではあるし、ごくごく身内の集まりだし、墨黒の鮫小紋の …
きものを着るようになって戸惑ったことのひとつに、「今、着たいものがすぐに手に入らない」ことがある。きものはサイズに融通が利くというけれど、サイズが合わない時の違和感(特に裄と身幅)は、わたしには洋服よりむしろ大きい。多少 …
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